今日は子供の入学式でした

 今日は息子の入学式だった。息子は高知でお腹に入り、名古屋で生まれ、愛媛で歩けるようになり、今この徳島で小学生になった。まあ随分短い間によく引越ししたものだ。
 前いた会社はリストラを行い、職員が減ったあおりを受ける形になった。あまりの転勤の多さに閉口して会社を辞めたのだが、辞めていなかったら今はどこにいたのだろう。いまだに年賀状のやりとりがある前の会社の上司、先輩、後輩は相変わらずあちこち転勤しているようだ。聞いたところによると給料も激減しているらしい。とても一部上場企業とは思えないね。建設会社は今はどこでもそうなのかもしれないが。
 
 しかし息子も随分手が掛からなくなったものだ。国歌校歌を歌っている2年生の子供たちの姿を見ると、かなりしっかりしているように見えるんだけど、たった一年で我が子もあんなに成長するのかな?まあなってもらわなければ困るけど(^_^;)

 息子の入学した学校は私が卒業した学校だ。20ウン年振りに入った教室は懐かしい感じがするし、なんたって校歌が懐かしい。でも2番以降は忘れていたけど...  

 しかし自分がいたときの校舎なので、耐震的に大丈夫なのだろうか?古い建物なので、構造計算はソフトに入れ込むだけじゃないだろうから問題ないかもしれないが、そもそもの耐震基準が古いままで建てられているので少々心配だ。学校などの公共施設は早急に対策してもらいたい。
 しかし悲しいかな、田舎の自治体は対応が遅い。というか本当に子供は大事とか宝とか思っているように思えない。本気で少子化なんて考えているように思えない。田舎故に仕事が無くて、待機しざるを得ないお母さんや、子育ての情報交換の場として入園前の子を対象にしたちびっ子の集まりがあるのだが、集まるスペースを自治体に借りるのに今まで無料だったのが、これから有料になるらしい。

 地域で子供を育てようなんて気は無いのだろう。はっきりいって魅力の無い町というところか。私の子供の頃は同級生が100人ほどだったが、息子の同級生はその半分ちょいというところがこの町の魅力の無さを物語っている。
 
 施設を借りる金額なんて確かにしれている。自治体が苦しいのも分かる。しかし、苦しいのは住民のせいじゃないし、まして子供のせいでもない。けずるのは自治体の職員や議員の数なんじゃないの。いつ見ても忙しそうに見えない人たちがたくさん世間話に花を咲かせてますよ。自治体のトップの方は職員の教育なんてなまっちょろい事考えたってラチあきませんよ。はっきり言って能力の無いものは首を切れるシステムにしないと行政は変わりません。市町村合併とか道州制なんかに期待する前に、根本的なことから見直さないと。